
最初の配属先は堺ラ・メールの認知症病棟でした。利用者さんはほとんどが要介護4や5の方々で全介助が必要で、仕事は想像以上に大変でした。しかし、プリセプターの先輩職員が親身になって教えてくださり、徐々に仕事に慣れていきました。スキル不足で悩んだときも丁寧に教えてくださり、精神的な支えとなりました。できなかった介護スキルもどんどん身につき、1年後には自信がでて仕事が楽しくなりました。利用者さんから「ありがとう」と感謝の言葉をいただくと、疲れも忘れ、やり甲斐を感じます。2年目にはデイケアサービスに異動。ここは歩行訓練などのリハビリをメインとするデイケアです。最初は戸惑いましたが、新しい経験が自分の成長にプラスになると思いながら仕事を覚えました。新しい挑戦を通じて、自分のスキルと知識が広がることを実感し、毎日が充実しています。

「いきいき高齢者センター」には入職4年で異動しました。ここは日帰りで食事や入浴、レクリエーションを行う一般的なデイサービスで、ご利用者さんの送迎、バイタルチェック、体操、ゲーム、入浴介助、昼食の配膳準備など様々な業務に携わっています。これまでいろいろな施設とサービスに携わってきましたが、その都度、知識と経験を蓄積し、自分のキャリアを形成し成長していることを実感しています。それがこの仕事を長く続けられている理由の一つです。もちろん資格も取得しました。入職した年にヘルパー2級(現介護職員初任者研修)を、入職後4年で介護福祉士の資格を取得しました。おおとり福祉会では資格取得のバックアップが充実しており、とても助かっています。介護の仕事は奥が深く、様々な職種があり面白いです。将来はケアマネジャーの資格を取って、さらに高齢者のお役に立ちたいと思っています。