これからますます高齢化が進み介護の仕事が求められる。それに資格を持っていれば将来も役に立つと思って、高校は福祉科を卒業しました。就職して「大阪に出たい!」と思っていたところ、おおとり福祉会を見つけてここだと思いました。大阪はまったく知らない町ですが、親も新しい場所でいろんな経験を積んだ方がいいと応援してくれましたし…
入職当初はわからないことだらけで不安でしたが、職場の先輩は皆優しく親切だったので、すぐに仲良くなり、仕事もスムーズに取り組めるようになりました。
生活面でも法人がいろいろ面倒をみてくれました。まず住まい。見知らぬ土地で一人で探すのはたいへん。でも法人がすでに環境が良くて通勤にも便利な場所に、1Kタイプの部屋を確保してくれていました。本当に助かりました。オートロックでセキュリティも万全。近くにはコンビニや飲食店、スーパー、大きなショッピングモール(アリオ鳳)もあり、たいへん住みやすいです。しかも法人が家賃を半分以上補助してくれていて、私の負担額は2万円。安ッ!
また、食事についても、法人がご利用者さんに出している昼食や夕食を私たち職員も1食200円で食べることができます。だから「食」と「住」はぜんぜん心配いりません。
同じマンションには同僚も住んでいるので何かと安心です。天王寺やなんば、梅田へは電車で15分〜30分と近いので、映画やカラオケ、ご飯によく一緒に行きます。
職員もご利用者さんも、本当に優しくてあたたかいところです。私が20歳になり成人式を迎える時に、私の知らないところでみんなが協力して、ドッキリでお祝いをしてくれたことが思い出に残っています。本当に嬉しくて、大泣きしてしまいました。
当日は会議があったのですが、会議終了後、モニターに突然、「ここからはあなたの時間ですよ!」という文字が表示され、驚きました。私はモンスターハンターというゲームが好きなのですが、そのロゴをイメージした文字を使ってくれていたことも嬉しかったです。
その後、動画でご利用者さん、家族、高校の時の担任の先生からのメッセージを伝えられ、とても感動しました。
他にも、ロッカーに大好きなコーラがいっぱい入っていたり、花束をもらったり、同期からメッセージをもらったりと、感動の連続でした!この出来事を地元の友人に伝えたら、「本当にいい職場だね」って言われて、私自身も「おおとり福祉会で働くことができて幸せだ!」と、実感しました。職場の雰囲気が良いからお互いが助け合い、より良いサービスを提供することができるのだと思います。
私たちは、ご利用者さんの生活の場にずっと一緒にいます。だからこそ、ご利用者さんが名前を覚えてくれ、気軽に声をかけてくれたり、喜んでもらえることが嬉しいです。
ご利用者さんに接している際は、「もっと何かやれることはないか?」と常に考えながら接しています。具体的には、興味あるお話をした時とそうでないお話をした時の盛り上がり方や表情が違うんです。どういうふうに話せば喜んでくれるのかは、いつも考えてい ます。また、外出などの企画をする際も、「何に喜んでくれるのかな?」と考えながら企画をしています。お食事についても、「こんな味の食事が好きだから、こんなメニューが良いかな」などと考えています。
ご利用者さんの心からの笑顔を見られる時が、一番やりがいを感じます!