中学・高校・大学とスポーツをやってきて、就職もスポーツに関連した仕事をしたいと思いスポーツジムのインストラクターになりました。スポーツの素晴らしさを多くの人に広めたいと意気込んだものの、現実の仕事は毎日毎日、ジムの売上数字の追求や集客、クレーム処理ばかり。思っていた仕事内容とは大きく違い、毎日がストレスとなっていました。
そんな時、友人が誘ってくれたのがおおとり福祉会でした。介護の仕事は未経験でしたが、以前から興味があり、これからは資格の時代だし、何よりおじいちゃんやおばあちゃんが可愛く思えて…、自分も何かして差し上げたいと思いました。
前職ではお客様を退会させないためにセールストークを使ったり、お客様のためにと思ってやったことが逆に嫌がられたりして残念に思ったこともしばしばありましたが、ここでは私がご利用者さんのためにやったことはすべて受け止めくれて感謝されます。自分が必要とされ人の役に立っていることを実感できました。これは新鮮でしたね。
また、おおとり福祉会は資格取得も積極的にバックアップしてくれます。私も1年目で介護職員初任者研修を、4年目に介護福祉士の資格を取得しました。それにともないユニットリーダーとしてみんなをまとめる立場になりました。学生時代から私はムードメーカー。このフロアーの雰囲気を盛り上げて職員もご利用者さんも明るく楽しくなる職場を作っていきたいですね。
ありきたりですが、私が何かすることでご利用者さんが笑顔になったり、「ありがとう」と言ったりしてくださると素直に嬉しいですね。やり甲斐を感じます。この仕事を選んで良かったなと思える瞬間です。
先日は共同スペースの配置を変えました。食事テープルをテレビのあるコーナーから中央に持ってきたところ、各部屋から近くなってご利用者さんの移動がラクになりました。改善点を提案し職員に了承されたら即実行。自分の意見が反映され自由にできることもやり甲斐を感じます。
人の役に立ちたいと思っている人、福祉に興味がある人は、ぜひ介護の道に飛び込んできてほしいですね。けっして楽な仕事ではありませんが、他では得られない喜びや感動があります。やる気さえあれば大丈夫ですよ!